漱石忌は夏目漱石の命日…。日にちでいうといつ?季語との関係性も教えて

シェアする

wagahai

夏目漱石と聞いたらなにを連想しますか?「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「草枕」などは誰でも知っている小説だと思います。さらに夏目漱石といったら旧千円札のモデルにもなっていましたよね。ここで少し豆知識なんですが、夏目漱石の本名は夏目金之助(なつめ きんのすけ)というのを知っていましたか?

夏目漱石は実名じゃなかったんですね。
そんな本日は夏目漱石に関する豆知識をいろいろご紹介したいなと思います。まずは「漱石忌」からご紹介しますね。

漱石忌はいつ?その由来は?

突然ですが、「漱石忌」という言葉をご存知でしょうか?文字を見れば何となくお分りになるのではないかと思います。そう、かの文豪・夏目漱石の忌日ですね。

スポンサードリンク

夏目漱石といえば、日本の近代文学には不可欠な人物として知られています。現在の日本文学の原型を築いた人物と言ってもいいでしょう。西洋文化を取り入れ、苦悩する知識人の姿を描き出しました。

夏目漱石の作品と言えば、『坊ちゃん』や『吾輩は猫である』などといったユーモラスな作品を思い浮かべるという方も多いことでしょう。しかし、実際には、かなり重いトーンの作品が多いという特徴もあります。

『こころ』も、自害をテーマにした作品ですよね。
2人の異なった登場人物、しかもそのうちの1人は主要人物が自害するというわけですから、重すぎるといった感じがします。『倫敦塔』のような、海外を舞台にした作品も存在します。

この作品も、どちらかといえば暗い作品ですよね。
人間の苦悩を描くという作風からすれば当然のことでしょう。そんな夏目漱石の忌日が「漱石忌」なのですが、いったい、いつになっているのでしょうか。

夏目漱石の没年月日は、1916年12月9日になります。
ちなみに、彼の死因というのは、胃潰瘍でした。実はこのとき彼は、代表作の一つして有名な『明暗』を書いている最中で、この作品は絶筆となってしまいました。ということで、漱石忌の由来は没年月日ですから、漱石忌の日にちも12月9日ということになりますね。

スポンサードリンク

漱石忌は季語になっているの?

実は、漱石忌に限った話ではなく太宰治の「桜桃忌」など、作家を始めとする著名人の命日が記念日になっているというパターンは、かなりたくさんあります。このように、死んだ後も毎年、多くの人々から偲んでもらえるというのは、少しうらやましい気がしますよね。

さて、話は変わりますが、「季語」をご存知でしょうか?
そう、俳句に入れることになっている、あの、季節特有の言葉のことです。季語が日常生活で必要とされるシーンは、俳句だけではありません。時候の挨拶などでも、季語が必要とされるわけですからね。

つまり、俳句をしている人であっても、別にしていないという人であっても、季語は知っておく必要があるということですね。実際に、一年中の季語をすべて把握しているという人は、文章関係の研究家や手紙の専門家など、ごく一部を除けば、なかなかいないものと考えられます。

でも、できることであればひとつでも多くの季語は知っておきたいものですよね。

さて、ここで、先ほどご紹介しました「漱石忌」の再登場です。漱石忌と季語に何の関係があるのか?実は大ありなのです。つまり、漱石忌は季語だった、ということなんですね。

これには少しおどろかれた方もいることでしょう。
いくら著名人とはいえ、命日である記念日が季語になっているなんて、スケールが大きすぎますよね。漱石忌は12月9日ですから、漱石忌が季語として使える季節とは、当然12月ということになります。夏目漱石が小説だけではなく俳句でも活躍していたことは有名ですから、本人もさぞかし満足していることでしょう。

まとめ

夏目漱石についての豆知識をいろいろとご紹介しました。
毎年12月9日は「漱石忌」として昔の文学を嗜みながら俳句を一句作ってみてはいかがでしょうか?ちなみに夏目漱石は同級生である正岡子規との出会いで俳句を学ぶようになりました。

人と人との出会いが何かしらの影響を与え今後の人生を大きく変えることというのもあるんですね。小学校の頃に読んだ「吾輩は猫である」をもう一度読み直してみようかなと思います。

スポンサードリンク

関連記事

シェアする

フォローする