池田貴族の知られざる癌闘病!嫁・池田一美や娘の現在をご紹介!『爆報!THE フライデー』

池田貴族

2月10日放送の『爆報!THE フライデー』に取り上げられた池田貴族さんとその奥さんである池田一美さん。

池田貴族さんと言えば1990年代中期頃にロックミュージシャン、心霊研究家として様々なテレビ番組に出演していました。最近の若い世代の人達は知らない人も多いと思いますが、アラサー、アラフォー世代の人達からするととても有名な芸能人だったので懐かしい気持ちが蘇ってくると思います。

そんな筆者も当時は中学生、高校生くらいとテレビに夢中になっていた年頃だったのでよくお見かけしていました。特に、池田貴族さんは心霊番組に多く出ていた印象だったので、オカルト番組が好きな筆者は欠かさず観ていましたね。

笑っていいとも!の心霊企画などにも出演したいた記憶があるんですが、どうでしたでしょうか。そんな池田貴族さんや妻である池田一美さんについて詳しくご紹介したいと思います。

ロックミュージシャンIは池田貴族だった!

『爆報!THE フライデー』の予告ではロックミュージシャンIと紹介されていましたが、池田貴族さんだったというわけです。

池田貴族さんは1999年に肝細胞癌でなくなってしまいました。
33歳で癌におかされその3年後になくなってしまったので、丸3年間は癌との壮絶な闘病生活を送ったことになります。30代という若さでこの世を去ってしまった池田貴族さんですが、音楽やバンド以外にも心霊研究家としてさまざまな活動をしていました。

まずは、池田貴族さんの簡単なwiki風プロフィールをご紹介!

芸名:池田貴族(いけだ きぞく)
本名:池田貴(いけだ たかし)
生年月日:1963年5月8日~1999年12月25日
出身地:愛知県名古屋市
職業:ミュージシャン、評論家、作家、心霊研究家
バンド:remoteのボーカリスト
事務所:ホリプロ

池田貴族さんは産まれたときから歯が2本はえているというとても珍しいお子さんでした。

中学に入学してからはバンド一筋になり、その後はロックバンド「remote」を結成し原宿のホコ天などを拠点として精力的に活動するようになります。当時、テレビで流行っていた「イカすバンド天国」に出演、そこで他とは違う態度などが目につき人気を得ることとなります。

その年には「NO!」メジャーデビューを果たすことになります。
ここまでの経歴を見ると順風満帆のように感じますし、若さゆえの勢いがあったのでしょう。それにしても「イカすバンド天国」とかほんと懐かしいです。当時は「イカ天」とか略して呼んでた記憶があり、バンドブーム真っ盛りでしたからね。

その当時の若者はみんなバンドをやっているくらい流行っていました。プリンセスプリンセスやリンドバーグなどもそれくらいの時代だった気がします。remoteは残念ながらも1992年に解散し、その後は心霊研究家としてタレント活動することとなります。

筆者は池田貴族さんはミュージシャンよりも霊感タレントのイメージが強かったので、バンド出身ということはあまり知りませんでした。今回、記事にすることで初めて知ったことも多かったです。

癌闘病があまりにも壮絶だった?!

池田貴族さんが癌を患ったのが33歳の時でした。
久しぶりに貴族さんが実母と対面したときに言われた言葉が「どこか体の調子が悪いんじゃないのかい?」だったそうです。

貴族さんのご家族は霊感が強い家系だったといわれています。
それもそのはず。貴族さんのお父さんは真言密教の霊能師でお母さんも霊感が強かったみたいですね。久しぶりに息子と対面したときに何かしらの違和感を感じ、思わず「どこか体の調子が悪いんじゃないのかい?」と発してしまったのかもしれません。

それが功を奏したかどうかは分かりませんが、癌を発見するきっかけとなったのは間違いないようです。
ですが、貴族さんの癌との壮絶な闘病生活がそこから始まるわけですから、やりたいことがたくさんあった当時の貴族さんからすると本当に辛かったと思いますよね。体が蝕まれていくのとは対照的に仕事はどんどん順調になっていったわけですから、癌の為に全力で仕事が出来ない辛さというのは計り知れなかったと思います。

母親の進めで検診を受けた際に見つかったのが肝細胞癌
この時点でステージ3で5年後まで生存する確率は50%とかなり厳しい病状でした。命の危険を感じながらも肝臓の4分の1を切除、しかしその10ヶ月後には癌が再発してしまいます。

手術や抗がん剤治療など治療に専念している中、娘の美夕さんが誕生します。美夕さんの名前の由来は結婚記念の七夕にちなんでとのことです。美夕さんが生まれ3歳になるまでは絶対に生きていたいという貴族さんの願いもありました。

がん遺児支援の為に【大生前葬チャリティーライブ】を開催することを決意します。そのチャリティーライブにっは俳優の館ひろしさんも参加しているのに驚きですね。大生前葬チャリティーライブを開催したあとに3度目のがん再発となり癌が発覚してから3年後の1999年12月25日になくなってしまいました。

癌が発覚してからの3年間は当人やご家族にしか分からない辛さや葛藤があったと思います。まだまだ、世の中に残したいこと、表現したいこともあったでしょう。

 
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妻である池田一美さんと娘さんの現在は?

池田貴族さんの妻である池田一美さん。

現在は池田貴族さんの影響もあり介護の仕事をしています。池田一美さんは貴族さんとの癌闘病生活のことを振り返ると心の傷が回復するまではかなりの時間を要したといっています。

それほど、貴族さんの辛い闘病生活を側で支え続け、人には言えないほどの大変なことや辛いこともたくさんあったのでしょう。貴族さんがなくなってからは心の傷を癒すために帰郷し、娘の美夕さんと一緒に何気ない生活を送るようになります。

時間が経てば人の心は回復していくもの。
全ては時間が解決してくれるというのは言葉にするのは簡単ですが、一度心に傷を負ってしまうとなかなか癒えないものなんですよね。ですが、一美さんは今、介護の仕事を一生懸命頑張っています。娘の美夕さんに生かされているのかもしれないと言っていましたが、まだまだ乗り越えなくてはいけないこともあるし前向きに頑張っていきますと綴っています。

まとめ

今回、『爆報!THE フライデー』を観てこの記事を書こと思うまで、池田貴族さんのことは記憶の片隅にはあったのですが、正直忘れかけていました。

人の記憶というのは本当に怖いなと思いましたね。
中学、高校の頃に池田貴族さんの心霊番組が大好きで欠かさず観ていたのに、なくなって時間が経ってしまえばあれだけテレビで観ていた人のことでも忘れてしまうんだと。当時はとても不思議な雰囲気を持っていて池田貴族ワールドを視聴者に見せて楽しませてくれました。

池田一美さんや娘の美夕さんには今後も頑張って欲しいなと思います。きっと乗り越えられない山なんてないはずですし、心も強くなっていますよね!

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Posted by Kenji