気仙沼駅の「ハモニカ飯」ってどんな駅弁?復活するまでの道のりをご紹介!


出典:「東北の想い」駅弁旅2
サンドウィッチマンが出演した「これが東北魂だ 九州魂だ 駅弁で日本がつながる!」というテレビ番組で取り上げられた宮城県 気仙沼駅の駅弁「ハモニカ飯」

この「ハモニカ飯」東北大震災の影響で一時、販売を停止していました。
ですが、名物駅弁として有名で周りからの復活を願う声もたくさんありました。そこでハモニカ飯がどのように復活するのかそしてどんな名物駅弁なのかを詳しくご紹介したいと思います。

気仙沼駅のハモニカ飯ってどんな駅弁?


まず、気になるのがハモニカ飯がどんな駅弁なのか?だと思います。

普通に「ハモニカ飯」と聞いてもどんな駅弁なのか?どんなおかずが入っているものなのか分かりませんよね。まずはハモニカってなに?というところから説明していきましょう。

ハモニカとは、カジキマグロの背中についているヒレの付け根辺りの上質なお肉のことを指します。
背ビレの付け根部分には脂の乗った肉質の良いお肉がたくさんあるのでその部分を加工してお弁当にしました。ですが、非常に骨が多いので、全て取り除くことが出来ません。

ですから、お弁当のパッケージにも「骨には注意してください。」と記載されているんです。
カジキマグロの背びれのほぐし身をお弁当に乗せて食べるなんて最高ですよね。昔からの名物としてたくさんの人達に愛されている駅弁ということで販売停止になってしまったときはみなさんとても残念に思ったでしょうね。

筆者は東北の方に旅行などは数えるくらいしかありませんが、気仙沼にこのような名物駅弁があるということはまったく知りませんでした。

メカジキ漁がハンパない!

「これが東北魂だ 九州魂だ 駅弁で日本がつながる!」の番組内でメカジキ漁の取材をしていたんですが、漁師さんって本当にすごいんだなと思いました。

漁を行なうのはまだ暗い時間帯の早朝だし、獰猛なサメなども引き上げてしまうのでそういう危険と常に隣り合わせだといっていました。

初めてメカジキ漁を見ましたが、とれたメカジキの大きさにびっくり!ですが、漁師さんいわくそれでも小さなサイズだと言っていましたね。もっと大きなサイズだったらどれくらいなんだよって思ってしまいました(笑)

なぜ、震災後にハモニカ飯の販売が停止してしまったのかと言いますと、震災の影響で冷凍庫が壊れたりして使えなくなってしまったんです。そうするとハモニカ(背ビレ肉)を保存することが出来ず、やむを得ずに販売を停止したと言っていました。

ハモニカ飯を食べた感想!

サンドウィッチマンさんがハモニカ飯を食べた感想を言っていましたが、大トロを食べたような脂の乗り方だって言ってました。ほろほろとくずれるほぐれ身がお米とよく合うみたいですね。

番組内でハモニカ飯を食べたお客さん達の笑顔がとても印象に残っています。
このような名物駅弁を後世に伝えるためにも気仙沼の漁師さんたちには頑張ってもらいたいと思います。

まとめ

気仙沼駅の名物駅弁「ハモニカ飯」について詳しくご紹介しました。
写真を見ると分かると思いますが、白米の上に刻みのりと錦糸卵がのっていてその上にメカジキの背びれ肉のほぐし身がこれでもか!とのせられています。

上質な背びれ肉なのでホロホロって崩れてお米にもとても合うみたいですね。東北に旅行に行った際は是非、食べてみたいものです。

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Posted by Kenji