デイトレ株マップ.comの「陽線銘柄」を使ったデイトレード手法をご紹介

2021年2月19日

デイトレ株マップ.comというサイトをご存知でしょうか?

株取引に役立つ様々な情報を提供してくれている株マップ.comのデイトレ特化バージョンです。

この中に「陽線・陰線銘柄」というコーナーがあるのですが、今回はこの情報を使ったデイトレ手法のご紹介となります。

 

過去5日間の陽線出現回数を150件ランキング表示

デイトレ株マップの陽線銘柄のコーナーでは、過去5日間の陽線出現数を150位までランキング表示してくれています。

直近5日間なので、5連続陽線が最大ですが、150位まで全て5連続陽線の銘柄が占める事もあります。

多いパターンは5連続陽線と4連続用線が半々ぐらいのパターンですね。

 

陽線は、始値よりも終値が高いという意味なので、寄成⇒引成でデイトレードした場合、5日連続利益が出るという事です。

これってスゴイ事ですよね!

 

どんな銘柄が連続陽線になっているのか?

実際にどんな銘柄が連続陽線になっているのか調べてみると、やはり理由があるものがほとんどでした。

 

多いパターンとしては・・・

 

A:決算が近く、好決算の思惑買いで連続で上がっている

B:好材料が出て、その反応で連続で上がっている

C:好決算や好材料が出たのに大陰線を叩いて、その後からの復活上げ

D:低位に沈みヨコヨコの動きを続けてきた株が動機づき始めて連続上げ

 

こんな感じです。

 

まず、連続陽線だからといって、持ち越しはしない事が大前提です。

 

Aはわかりやすいですが、AIアルゴリズムによるふるい落としのリスクに注意する必要があります。

Bは5日線、25日線から乖離しすぎると大きな陰線を叩くリスクがあります

Cは好材料に飛びついた個人投資家が損して、AIに焼かれた後なので、リスクは少なめ

Dもリスクは少ないですが、1000円未満の低位株の場合は仕手株的な動きをするリスクがあるので注意

 

こういう考え方です。

 

それぞれの注意点を理解しながら

 

「注目が集まりすぎて、大幅ギャップアップの時はエントリーしない」

「朝の寄り付き前に違和感を感じたらエントリーしない」

 

などと臨機応変に対応できれば、低いリスクで連続陽線の勢いに乗ることができます。

 

連続陽線を怖いと見るか?チャンスと見るか?

連続陽線と聞くと、連続で上がり過ぎているから、そろそろ下がるんじゃないか?というリスク・怖さを感じる人も多いと思います。

確かにそれも一理あります。

 

では、サッカーのチームならどうでしょうか?

5試合連続勝利しているチームと、勝ち・負けを交互に繰り返しているチーム。

次の試合も勝つのはどちらだと思いますか?

 

この質問だと、前者の5試合連続勝利のチームと答える方がほとんどだと思います。

単純に「強いチームで、勢いが有る!」と考えられますよね。

 

株も同じように考えられないでしょうか?

筆者の場合は、サッカーの例えと同じように考えます。

 

陽線か陰線かはコインの表・裏が出る確率ではない

筆者が連続陽線の銘柄は、サッカーの連勝チームと同じように「強くて勢いがある」ので翌日も陽線になる確率が高いと考える理由。

それは陽線か陰線かはコインの表・裏が出る確率のように単純な1/2の確率ではないからです。

 

株の値動きは様々な条件が影響するので、いわば偏りのある確率計算のようなものです。

陽線側に偏りがあると判断できるなら=期待値が高いと判断できると思います。

 

数学に強い人なら、きっと同じように考えるのではないでしょうか?

 

期待値の高い150銘柄。そこから選ぶ!

ここから先は、筆者と同じように連続陽線銘柄の期待値が高い!と感じる人だけ読んでください。

連続陽線銘柄は翌日も陽線になる確率が1/2よりも高いという前提に立った場合、株マップが期待値の高い銘柄を150銘柄に厳選してくれていると考える事ができますよね。

 

3500銘柄もある株の中から、明日狙える(かもしれない)銘柄を150にまで絞り込まれている訳なので、そこからは自分で選定して明日エントリーする銘柄を厳選しましょう。

 

筆者の場合、ここで5銘柄を選定します。

詳しい取り組み方・考え方は「陽線の意味を正しく理解するとデイトレードの勝率が上がります」の記事で解説していますので、ぜひチェックしてみてください♪

 

 

まとめ

インターネット上には株に関する様々な情報が溢れていますが、どう活用すれば良いかわからないという人も多いと思います。

気になった情報やツールがあれば、どう活用すればよいか自分で仮説や理論を作って、実験してみるのが一番です。

仮に失敗したとしても、そこから学べることが沢山あります。

大怪我をしないようにリスク管理をしながら、トライ・アンド・エラーを重ねていくことが成功の近道です。