きくらげはアレルギー予防の効果がある?免疫力アップの秘密とは!
みなさんはきくらげをよく食べますか?
きくらげといえば中華料理の炒め物でよく使われている食材というイメージがありますが、実はものすごい栄養があるんですよ。きくらげに含まれるビタミンDが免疫力をアップ、アレルギー予防、ガン予防の効果があると言われています。
そこできくらげを食べるとアレルギー予防の効果はあるのか、そして免疫力アップの秘密について詳しくご紹介したいと思います。
きくらげはアレルギー予防に効果があるのはなぜ?
なぜきくらげはアレルギー予防の効果があるのでしょうか。
そこにはきくらげに豊富に含まれる栄養素に理由があったのです。
きくらげにはβグルカン(ベータグルカン)という栄養素が含まれています。
βグルカンはキノコに多く含まれており、きのこの細胞壁に含まれる食物繊維の一種で免疫力をアップし、細菌や異物を排出する効果が期待できます。
きくらげの中には不溶性食物繊維がたっぷりと含まれています。
不溶性食物繊は水に溶けにくい繊維質で、水分を保持し、便をかさ増しして排便を促す作用があり、またその他には発がん性物質などの腸内の有害物質を体外へ排出させる働きをもつともいわれています。
きくらげは、これらの成分がキノコ類の中でもトップクラスに豊富に含まれているので、通常の量の摂取でもより高い効果が期待できます。
また、アレルギー予防や健康に良いというだけではなくダイエットや糖尿病にも効果があると言われています。
乾燥のきけらげには100g中57.4g、茹でたものには100g中5.2gの食物繊維が含まれており、この食物繊維はインスリンの分泌を抑える効果があり、コレステロールの吸収も抑える効果があるので、血中コレステロールの低下に役立ち、動脈硬化の予防などにも役立ちます。
しかも実はそれだけはなくカルシウムも豊富に含まれています。
カルシウムの含有量もキノコの中でトップクラスに高く、歯や骨を形成したり、神経の興奮を抑えるなどの効果もあります。
カルシウムは神経の興奮を抑えるなどの働きもあるので、忙しく疲れている方の疲労回復にもつながると言われています。
きくらげはアレルギー予防だけでなくその他の健康にも一役買ってくれる食材というわけですね。
きくらげに含まれるビタミンDは免疫力アップに効果的!
きくらげに含まれるビタミンDにも免疫力をアップする働きがあります。
ビタミンには沢山の種類があり、その中のDにもD2からD7と6種類もあります。
きくらげにはこの中で人体へ有用に働くビタミンD3が豊富に含まれています。
ビタミンD3は、主にきのこ類に多く含まれており、免疫力をアップさせることに効果的な栄養素です。
そのため、きくらげを食べることで免疫力がアップして、感染症などへ対する体の防衛力が高まる効果が期待できると言われています。
きくらげの成分を充分に吸収するためには、なるべく壊さないための調理過程も大切です。
きくらげに含まれるビタミンDは、熱に強い脂溶性の成分を持っています。
脂溶性とは、脂に溶けやすい成分を意味します。
なので、中華料理など高温調理を行うものでも熱に充分に耐えられます。
脂溶性なので油を使用した調理がおすすめとされており、炒め物や天ぷらなども良いとされています。
また、黒きくらげに含まれる鉄分は、貧血にも改善が見られると言われています。
これだけ優秀な食材のきくらげですが、気をつけた方が良いこともあります。
きくらげには石付きという固い石の部分があり、この部分は食べることが出来ません。
調理の際には、この部分は食べないように外してから調理しましょう。
また、食べすぎるとお腹が緩くなってしまうとも言われており、何事もバランスですが、食べ過ぎには注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
きくらげに含まれるビタミンDはアレルギー予防、免疫力アップ、ガン予防の効果が期待できるのかについて詳しく解説しました。
私はきくらげと卵の炒め物がとても好きなので自宅でもよく調理します。
でも中国産のきくらげと国産のきくらげでは値段に雲泥の差があるんですよね(笑)
中国産よりも国産の方が安全に食べることが出来る印象があるので、私は毎回、国産を購入していますが。
アレルギー予防や免疫力アップ、がん予防などの効果が期待できる優秀なきくらげ、ぜひ食べてくださいね!
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